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★★★グッディーズ・オリジナル企画★★★

新 忠篤 氏協力
ダイレクト・トランスファー CD-R

ご注文は当店HPよりどうぞ

第8回発売 10タイトル

78CDR-1070
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV1010
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV1011
パブロ・カザルス(チェロ)
米 VICTOR 12-0890/06
(原録音:英 HIS MASTER'S VOICE DB6538/44S)
(1939年6月13日パリ,アルベール・スタジオ録音)
パブロ・カザルス(1876-1973)のJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲ずつ録音された。第1巻は組曲2番と3番で1936年録音(78CDR-1004)、第2巻は組曲1番と6番で1938年録音、この組曲4番と5番は1939年4月13日にパリで録音され、アルバム第3巻として発売された。1930年代のカザルスのSPはどれを聴いても圧倒的な感銘をうける。今回は雑音が小さなアメリカ VICTOR盤からのダイレクト・トランスファー。

78CDR-1071
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
デプラーヌ=ナシェ編:イントラーダ
ジャック・ティボー(ヴァイリン)
R.オートマンス指揮オーケストラ(バッハ)
P.アダミ(ピアノ)(デプラーヌ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB789/91
(1924年10月21,31,11月1日ヘイズ第1スタジオ録音)
機械式録音盤。ジャック・ティボー(1880-1953)の残した数多いSPレコードの中の最高傑作。録音は1924年、ティボーが44歳の時のもの。1924年にはおそらく電気録音開発を知っていたであろうHMVが敢行した録音で、大ヴァイオリニスト、ティボーの気力漲るベスト・フォームが聴ける。これはSP時代からの稀少盤で、「珍品レコード」(グラモフィル社1940年刊、復刻版富士レコード社1972年刊)によれば、「我國に輸入された數は三組と言い、或いは五組と噂されてゐるが、その後歐州から直接求めた人士、おあるから實際は最少限度十組はあると想像される。久禮傳三氏の調べたところに依ると七八組所有者が判ってゐると云うことであるから、或いはもう少し多いかもしれない。」との記述がある。

78CDR-1072
ショパン:ワルツ集
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB2311/6
(1934年6月19-20日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
アルフレッド・コルトー(1877-1962)のショパン録音の中核をなすもので、「エチュード」作品25(78CDR-1061)と同時期に録音された。コルトーは録音時57歳だった。この時代のコルトーが弾いていたフランスのプレイエル社のピアノの絢爛たる音色がダイレクト・トランスファーで聴ける。

78CDR-1073
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード)
英 HIS MASTER'S VOICE DB4908/13
(1933年パリ録音)
ワンダ・ランドフスカ(1879-1959)がSP時代に録音した初の大曲で、「ゴルトベルク変奏曲」の原点。ランドフスカは二列の鍵盤と七個のペダルを有する自分のハープシードをパリのプレイエル社に作らせて生涯この楽器を使用した。ランドフスカの「ゴルトベルク変奏曲」は英HMVの "バッハ・ソサイエティ" の第1回発売で、英国盤の初版300部のアルバムには、ランドフスカの紫色のインクと羽根ペンによる自筆署名のシールが貼られていた。これは愛蔵家番号No.272のセットからのダイレクト・トランスファー。

78CDR-1074
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
サー・ランドン・ロナルド指揮管弦楽団
(1924年12月1-2日ヘイズ第1スタジオ録音)
機械式録音盤。この録音も電気録音出現前夜のものである。機械式録音時代の大曲録音は省略版で演奏されることが多かった中で、ノーカットでの録音である。これもSP時代から人気の高かった稀少盤で、理由は聴いてみると納得する。クライスラー(1875-1962)の49歳の録音である。これも人類の遺産的な価値を持つ偉大なレコードである。

78CDR-1075
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
マルグリット・ロン(ピアノ)
モーリス・ラヴェル指揮交響楽団(協奏曲)
フレイタス・ブランコ指揮交響楽団(パヴァーヌ)
英 COLUMBIA LX194/6
(1932年4月パリ録音)
フランスのピアノ界の重鎮マルグリット・ロン(1874-1996)が作曲者モーリス・ラヴェル(1875-1937)自身の指揮で録音したSPレコード。この名曲演奏の原点である。録音時ロンは58歳、ラヴェルは57歳だった。

78CDR-1076
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調作品18
タルティーニ=クライスラー編:コレッリの主題による変奏曲
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
グスタフ・ベック(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB4663/6
(1939年ベルリン録音)
ジネット・ヌヴー(1919-1949)の20歳の時の録音。初録音はこの録音の前年の1938年、同じくベルリンで12インチ盤2枚と10インチ盤1枚だった。リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタは作曲者が24歳の作品で、シュトラウスは室内楽の作曲をこれ以降せず、交響詩やオペラに集中するようになった。ヴァイオリン・ソナタにはその後の交響詩やオペラに聴くフレーズが顔を出して思わず微笑んでしまう魅力的作品。ヌヴーは真摯な情熱を傾けて演奏を展開する。

78CDR-1077
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35
チャイコフスキー:メロディ変ロ長調作品42-3
ブロニスワフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
ウィリアム・スタインバーグ指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(1-7)、ピアノ伴奏(8)
独 PARLOPHONE P9855/59(英COLUMBIA L2335/8と同一録音)
(1928年12月28、30日ベルリン録音)
ブロニスワフ・フーベルマン(1882-1947)の電気録音初期のもので、SP時代にはこの曲の決定盤だった。よりリアルな音を持つドイツ・パーローフォン盤からのダイレクト・トランスファー。

78CDR-1078
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
ナタン・ミルスタイン(ヴァイオリン)
米 COLUMBIA S70198-D/70200-D
(1935年12月、1936年2月ニューヨーク録音)
ナタン・ミルスタイン(1904-1992)はロシアのオデッサに生まれ、名教師レオポルド・アウアー一門の一人。このSP録音は「シャコンヌ」の演奏を生涯の芸術としたミルスタインが31歳の時のもので、ほとんど知られていないもの。後年の演奏との比較が興味ある。

78CDR-1079
シューベルト:歌曲集「美しき水車屋の娘」作品25 D.795
ロッテ・レーマン(ソプラノ)
パウル・ウラノフスキー(ピアノ)(1-6、8-20)
エルノ・バロー(ピアノ)(7)
米 COLUMBIA 71778-D/71783-D(1-6, 8-20)
英 HIS MASTER'S VOICE DA1467(7)(原録音:米VICTOR 1371)
(1942年録音 トラック7のみ1935年10月17日録音)
ロッテ・レーマン(1888-1976)はオペラだけではなくリートを得意とした。この「美しき水車屋の娘」はアメリカ・コロンビアに録音したが、第7曲「いらだち」だけがアメリカ・ヴィクター社に録音していたため、コロンビア盤からは除外された。「冬の旅」(78CDR-1048、78CDR-1049)につづくレーマンのシューベルトで、第2次世界大戦のため日本ではSPレコードでは発売されなかった。