★★★グッディーズ・オリジナル企画★★★

新 忠篤 氏協力
ダイレクト・トランスファー CD-R

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第11回以降発売分 78CDR-3509〜3518

2014年9月新譜 5点 発売中★DSD録音

LP復刻の33CDRシリーズが加わりました。従来の78CDR-部分が33CDR-に変わり、番号の部分は3000番台を通し番号で使用いたします。

33CDR-3514
ジャック・ゲステム/ラウル・ゴラ-ヴァイオリン小品集
(1)ショパン:別れの曲
(2)ドヴォルザーク:ユモレスク
(3)ブラームス:子守歌
(4)ボッケリーニ:メヌエット
(5)ヘンデル:ラルゴ
(6)シューベルト:アヴェ・マリア
(7)マルティーニ:愛の喜び
(8)シューマン:トロイメライ
(9)メンデルスゾーン:春の歌
(10)イラディエル:ラ・パロマ
(11)ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
(12)ルービンシテイン:ヘ調のメロディ
(13)リムスキー・コルサコフ:インドの歌
(14)モーツァルト:メヌエット
(15)グノー:アヴェ・マリア
(16)シューベルト:セレナード
(17)グリーグ:ソルヴェイグの歌
(18)ショパン / ノクターン第2番
(19)リュリ:メヌエット
(20)ブラームス:ワルツ
ジャック・ゲステム / JACQUES GHESTEM, violin
ラウル・ゴラ / RAOUL GOLA, piano
仏PHILIPS P76161R & P76172(Mono)
(Recorded 1958, Paris)
ジャック・ゲステムはフランスのヴァイオリニスト。リヨンの音楽院で学んだ後、パリ音楽院で研鑽を積んだ。1970年から1980年にパレナン弦楽四重奏団の第2ヴァイオリンをつとめた。フランスのPHILIPSに25cmLP3枚のヴァイオリン小品集 "REVERIES"(夢)を録音したほか、ADES社にミヨーの七重奏曲やストラヴィンスキーの弦楽四重奏のための三つの小品を録音していた。

33CDR-3515
シューベルト:
幻想曲ハ長調作品159 D.934
ヴァイオリン・ソナタイ長調作品162 「デュオ」
ラファエル・ドルイアン(ヴァイオリン)
ジョン・シムス(ピアノ)
米 MERCURY MG50120(Mono)
(1956年7月30-31日、ニューヨーク、ファイン・スタジオ録音)
ラファエル・ドルイアン(1922-2002)はロシア生まれのヴァイオリン奏者。幼少の頃両親はキューバのハバナの移り住んだ。ハバナ・フィルハーモニーの指揮者でヴァイオリニストだったアマデオ・ロルダン(1900-1939)に最初の手ほどきを受け、後にフィラデルフィアのカーティス音楽学校でエフレム・ジンバリスト(1889-1985)のもとで研鑽を積んだ。1947年ダラス交響楽団の音楽監督だったアンタル・ドラティ(1906-1988)からコンサートマスターに指名され、1949年にドラティがミネソタ交響楽団に移った時一緒にコンサートマスターとして移籍した。1960年にジョージ・セル(1897-1970)に乞われクリーヴランド管弦楽団のコンサートマスターになり、セルの指揮でモーツァルトの交響協奏曲 K.364やセルのピアノでモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集の録音を残した。ピアノのジョン・シムスはカーティス音楽院出身。デイヴィッド・サパートン(1889-1970)とミエツィスワフ・ホルショフスキー(1892-1993)に師事した。

78CDR-3516
J.S.バッハ:
フルートと通奏低音のためのソナタ第5番ホ短調 BWV 1034
ルクレール:フルート・ソナタホ短調
ルイ・クープラン(ラクロワ校訂):ファンタジー
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(ハープシコード)
ジャン・ユショー(チェロ)(バッハ)
仏 BAM 52/3 (バッハ)
(1948年4月12日パリ録音)
仏 BAM 91/2 (ルクレール & ルイ・クープラン)
(1950年2月7日パリ録音)
フルートのジャン=ピエール・ランパル(1922-2000)はフランスのフルート奏者。マルセイユに生まれ父親に手ほどきをうけた。18歳で医科大学に進んだが、第2次世界大戦のさなかの1943年にパリ音楽院に入り、ガストン・クリュネルに師事しわずか5ヶ月で一等賞を得た。1946年ヴィシー歌劇場のメンバーになり、1947年ジュネーヴ国際コンクールで優勝しソロ活動を始めた。1956年にパリ・オペラ座の首席奏者となり1962退団後は世界最高のフルート奏者として君臨した。ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(1922-1991)はフランスのハープシコード奏者。パリ音楽院でイヴ・ナット(1890-1956)に師事した。ランパルとは40年間にわたって演奏活動をした。1967年から1988年まで母校で教鞭をとった。

78CDR-3517
ヴァーレン:ヴァイオリン協奏曲作品37
カミラ・ウィックス(ヴァイオリン)
エイフィン・フィエルスタート指揮
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
ノルウェー HMV DB11908/9
(1949年録音)
カミラ・ウィックス(1928-)はカリフォルニア州ロング・ビーチに生まれた。父親はノルウェー生まれの優れたヴァイオリニスト、教師で、母親は作曲家クサヴィエル・シャルヴェンンカに学んだピアニストだった。神童ぶりを発揮し7歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番をロング・ビーチ市民公会堂で弾いてソロデビューした。その後ジュリアード音楽学校でルイ・パーシンガー(1887-1966)に師事した。卒業後有名指揮者と共演して名声をあげ、ヨーロッパ公演を行い特にスカンジナヴィア諸国で名前が知られるようになった。フィンランドの作曲家シベリウスが彼女を称賛し1952年にヴァイオリン協奏曲をCAPITOLレーベルに録音した。ウィックスは北欧の作曲家の作品擁護者で、ここではノルウェーの作曲家ヴァーレン(1887-1952)の作品を取り上げている。指揮者のエイフィン・フィエルスタート(1903-1983)はオスロ生まれ、地元の音楽院とライプツィヒでヴァイオリンを専攻し、ベルリンでクレメンス・クラウス(1893-1954)に指揮法を学んだ。グリーグの「ペール・ギュント」組曲がデッカから出ていた。

78CDR-3518
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調作品36
エーリヒ・クライバー指揮
パリ音楽院管弦楽団
英 DECCA AK2272/6 (ffrr録音)
(1949年6月4-6日パリ、サル・ド・ラ・ミュチュアリテ録音)
エーリヒ・クライバー(1890-1956)はウィーン出身の20世紀前半を代表する指揮者の一人。指揮者のカルロス・クライバー(1930-2004)は息子。プラハ大学で歴史と哲学を学んだが、一方で指揮者への道を目指すようになった。プラハ音楽院で指揮法を学び、1911年に指揮者デビュー。1923年にベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任した。ナチスの台頭でベルリンの職を辞し、1935年に妻と当時5歳のカルロスらとアルゼンチンに移住した。1939年に市民権を取得し、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンの首席指揮者に就任した。大戦後ヨーロッパに戻り、イギリス・デッカの専属となり各地の客演指揮者として活躍した。この録音はパリ音楽院管弦楽団を指揮したもので、フランスのオーケストラをこれほどみごとに統率しているのは類例がない。ffrr録音も冴えていてSP録音ならではの輝かしいサウンドが聴ける。大指揮者の隠れた名演である。
2014年8月新譜 5点 発売中★DSD録音

LP復刻の33CDRシリーズが加わりました。従来の78CDR-部分が33CDR-に変わり、番号の部分は3000番台を通し番号で使用いたします。

33CDR-3509
J.S.バッハ:管弦楽組曲(1)
組曲第1番ハ長調 BWV 1066
組曲第2番ロ短調 BWV 1067
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)
エヴィット管弦楽団
仏DISCOPHILES FRANCAIS DF 22
(1952年パリ録音))
フルートのジャン=ピエール・ランパル(1922-2000)はフランスのフルート奏者。マルセイユに生まれ父親に手ほどきをうけた。18歳で医科大学に進んだが、第2次世界大戦のさなかの1943年にパリ音楽院に入り、ガストン・クリュネルに師事しわずか5ヶ月で一等賞を得た。1946年ヴィシー歌劇場のメンバーになり、1947年ジュネーヴ国際コンクールで優勝しソロ活動を始めた。1956年にパリ・オペラ座の首席奏者となり1962退団後は世界最高のフルート奏者として君臨した。モーリス・エヴィット(1884-1971)はカペー弦楽四重奏団の第2ヴァイオリンをつとめた人。(以下33CDR-3510)

33CDR-3510
J.S.バッハ:管弦楽組曲(2)
組曲第3番ニ長調 BWV 1068
組曲第4番ニ長調 BWV 1069
エヴィット管弦楽団
仏DISCOPHILES FRANCAIS DF 23
(1952年録音))
モーリス・エヴィット(1884-1971)はカペー弦楽四重奏団の第2ヴァイオリンをつとめた人。パリ音楽院の室内楽科を卒業後1904年にトゥーレ四重奏団に入り、さらにサイレ四重奏団、ドルソン四重奏団のメンバーを経て、1909年にカペー弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者として入団、1914年から1919年の5年間を除き1928年まで在籍した。1928年リーダーのリュシアン・カペー(1873-1928)の急死でエヴィット四重奏団(1928-30)の名前で引き継いだ。その後アメリカに渡りクリーヴランド四重奏団を結成した(1930-34)。フランスに戻り新エヴィット四重奏団(1935-39、1946-49)を作った。エヴィットは1934年にフォンテーヌブローのアメリカ音楽院の室内楽科教授に就任、1942年から55年にはパリ音楽院の室内楽科の教授もつとめた。1939年にエヴィット室内管弦楽団をつくりコンサートやレコーディングで活躍した。

78CDR-3511※試聴はありません
シューベルト(カサド編):
アルペジョーネ・ソナタイ短調(オーケストラ伴奏版)
ガスパール・カサド(チェロ)
サー・ハミルトン・ハーティ指揮 管弦楽団
英 COLUMBIA LX-1/3
(1929年3月5日ロンドン録音)
ガスパール・カサド(1897-1966)は20世紀前半に活躍したチェロ奏者。スペインのバルセロナにに生まれ、7歳でチェロを始め、9歳で公開演奏会で弾いた。その時聴衆の中にパブロ・カザルス(1876-1953)がいた縁で、カザルスの指導を受けるようになった。演奏家としての活動は第1次世界大戦中にはじまった。1959年に日本人ピアニスト原智恵子(1914-2001)と結婚し話題になった。このシューベルトのアルペジオーネ・ソナタをカサドがオーケストラ版に編曲したユニークな作品。原楽譜は智恵子夫人により玉川大学教育博物館の寄贈された。指揮者のハミルトン・ハーティ(1879-1941)はアイルランド出身。教会のオルガン奏者だった父親の指導を受け12歳で教会のオルガニストになった。1901年ロンドンに出て大アーティスト達のピアノ伴奏者をつとめ、1920年にハレ管弦楽団の指揮者となり1933年までつとめた。ハーティは1925年に叙勲され、作曲家、編曲者としても活躍した。

78CDR-3512
モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調 K.423
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調 K.424
ジャン・パスキエ(ヴァイオリン)
ピエール・パスキエ(ヴィオラ)
仏 DISCOPHILES FRANCAIS 21/4
(1942年4月21日パリ録音)
パスキエ弦楽三重奏団の三兄弟の中のピエール・パスキエ(1902-1986)とジャン・パスキエ(1903-)のデュオによるモーツァルト。1927年に兄弟で弦楽三重奏団を結成した長兄のピエールはパリ音楽院でヴィオラをモーリス・ヴュー(1884-1951)に師事し一等賞を得た。パスキエ弦楽三重奏団によるモーツァルト:デヴェルティメント変ホ長調 K.563がこのシリーズ(78CDR-3487)で出ている。

78CDR-3513
J.S.バッハ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 BWV1014
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 BWV1015
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ルイ・ケントナー(ピアノ)
英 HMV DB9607/8 (第1番)
英 HMV DB9638/9 (第2番)
(1951年1月22日ロンドン、アビー・ロード EMI第3スタジオ録音)
ユーディ・メニューイン(1916-1999)はニューヨーク生まれ。サンフランシスコに移り3歳からヴァイオリンを始めた。ジグムンド・アンカー、ルイ・パーシンガー(1872-1966)に師事した。1926年10歳の時アルフレッド・ヘルツ(1872-1942)指揮サンフランシスコ交響楽団とラロのスペイン交響曲でデビュー、神童として評判を呼んだ。その後パリでジュルジュ・エネスコ(1881-1955)、ベルリンでアドルフ・ブッシュ(1891-1952)の手ほどきを受けた。1928年には12歳で初レコード録音を行った。メニューインのJ.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番(ワンダ・ランドフスカ:ハープシコード)(78CDR-3238)がこのシリーズで出ている。