★★★グッディーズ・オリジナル企画★★★

新 忠篤 氏協力
ダイレクト・トランスファー CD-R

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第11回以降発売分 78CDR-3519〜3528

2014年11月新譜 5点 発売中★DSD録音

33CDR-3524 ※試聴はありません
ジョー・スタッフォード/ハッピー・ホリデイ(クリスマス・アルバム)
ハッピー・ホリデイ
ウィンター・ウェザー
クリスマス・ソング
雪よ降れ降れ!
おもちゃの国
おもちゃの行進
ジングル・ベル
ウィンター・ワンダーランド
クリスマス前夜のこと
アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー
ベツレヘムの小さな町
聖しこの夜
ハッピー・ホリデイ
ジョー・スタッフォード(vo)
スターライターズ(cho)
ティモシー・ウェストン(vo)
ポール・ウェストン楽団
米 COLUMBIA CL691(Mono)
(1955年録音)(Recorded 1955)
ジョー・スタッフォード(1917-2008)がアメリカ・コロンビアに録音したクリスマス・アルバム。曲はクリスマスのベル(鐘)でつながれているメドレー構成のためA,B面以外のトラックは入れていない。豪華な編成の編曲をバックに歌うジョーの声は輝きに満ちていて、聴く者の心を豊かにしてくれる。ウェストン家の長男ティム(当時3歳)の声も聞ける。ジョー・スタッフォード・ファンは必携盤。このシリーズで他にテネシー・ワルツ(78CDR-3280)、リパブリック讃歌(78CDR-3399)、JO+JAZZ(33CDR-3459)、ジョースタッフォード&ゴードン・マックレエ/ クリスマス・ソング(78CDR-3468)が出ている。

33CDR-3525
(1)J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲ト短調(arr. Schreck)
(原曲: クラヴィーア協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ジョージ・セル指揮コロンビア交響楽団
(1954年1月15日ニューヨーク、30丁目コロンビア・スタジオ録音)
(2)ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
カルロ・ブソッティ(ピアノ)
(1954年2月23日ニューヨーク、30丁目コロンビア・スタジオ録音)
(3)タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 D.45
(カデンツァ:シゲティ)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ジョージ・セル指揮コロンビア交響楽団
(1954年1月13日ニューヨーク、30丁目コロンビア・スタジオ録音)
(4)タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタト長調
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
カルロ・ブソッティ(ピアノ)
米COLUMBIA ML4891A
(1954年2月22日ニューヨーク、30丁目コロンビア・スタジオ録音)
シゲティのモノLPからの復刻。ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリー生まれ、ブダペスト音楽院でイェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。1940年からアメリカに居を移し活躍、晩年はスイスで後進の指導にあたった。ジョージ・セル(1897-1970)はハンガリー出身。チェコ・フィル(1930-36)、メトロポリタン歌劇場(1942-46)、クリーヴランド管弦楽団(1946-70)の指揮者をつとめた。カルロ・ブソッティ(1922-2002)はイタリアのフィレンツェ生まれ。大戦後アメリカで活躍した。シゲティのヘンデルは1937年のSP録音(ピアノ:マガロフ)はよく知られているが、このLP録音は早期に廃盤になったためほとんど知られていなかった。

78CDR-3526
シューマン:詩人の恋 作品48(ハイネ詞)
シャルル・パンゼラ(バリトン)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
仏 DISQUE GRAMOPHONE DB4987/9
(1935年6月17-18日パリ録音)
シャルル・パンゼラ(1896-1976)はスイスのジュネーヴ生まれのバリトンで、1919年オペラ・コミックでマスネの歌劇「ウェルテル」のアルベール役でデビューした。マスネの「マノン」のレスコー役、ドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」役はあたり役として評判を呼んだ。パンゼラは芸術歌曲の分野でも、才能を発揮しフランス歌曲だけではなく、ドイツ歌曲をも得意とした。ピアノのアルフレッド・コルトー(1877-1962)は20世紀最高のフランスのピアニスト。1892年パリ音楽院のルイ・ディエメール(1843-1919)のクラスに入り1896年一等賞を得て卒業した。1917年にパリ音楽院教授、1919年にパリにエコール・ノルマル音楽学校を設立した。この「詩人の恋」は戦前からわが国でも評判をとった名盤で、「ダイレクト・トランスファー」の本領を発揮した高音質で聴ける。

78CDR-3527
フォーレ:
優しい歌 作品61(ポール・ヴェルレーヌ詞)
幻想の地平線 作品113 (ジャン・ド・ラ・ミルモン詞)
シャルル・パンゼラ(バリトン)
マドレーヌ・パンゼラ=バイヨー(ピアノ)
米 RCA VICTOR 16303/7 (英 HMV DB5020/2 & DB5009 と同一録音)
(1935年9月30日-10 月1日=優しい歌、1936年11月17日=幻想の地平線、パリ、アルベール・スタジオ録音)
シャルル・パンゼラ(1896-1976)はスイスのジュネーヴ生まれのバリトンで、1919年オペラ・コミックでマスネの歌劇「ウェルテル」のアルベール役でデビューした。パリ音楽院在学中に当時音楽院長だったガブリエル・フォーレとピアニストのマドレーヌ・バイヨーと出会い、フォーレは1921年8月に作曲した「幻想の地平線」を贈られ、翌年の初演で大成功を収めた。バイヨーは生涯パンゼラの伴奏者をつとめただけではなく、結婚してパンゼラ夫人となった。パンゼラは生涯「幻想の地平線」3度録音した。これはその最後のものである。

78CDR-3528
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調作品135
J.S.バッハ(クレム&ヴァイマール編):コーラル ト長調
レーヴェングート弦楽四重奏団
アルフレッド・レーヴェングート(第1ヴァイオリン)
モーリス・フューリ(第2ヴァイオリン)
ロジェ・ロシュ(ヴィオラ)
ピエール・バッスー(チェロ)
英 HMV C7714/7
(1946年9月18日ロンドン、アビー・ロードEMI 第3スタジオ録音)
レーヴェングート弦楽四重奏団は1929年に結成された。リーダーのアルフレッド・レヴェングート(1911年生まれ)はパリ音楽院でカペー弦楽四重奏団に在籍したことがあるアンドレ・トゥーレに師事した。その後室内楽をジャン・ロジェ=デュカス(1973-1954)について完成度を高めた。この録音は第2次世界大戦直後の録音で、フランスの香り高い名演をくりひろげている。
2014年10月新譜 5点 発売中★DSD録音

LP復刻の33CDRシリーズが加わりました。従来の78CDR-部分が33CDR-に変わり、番号の部分は3000番台を通し番号で使用いたします。

33CDR-3519 ※試聴はありません
テイク・ファイヴ/デイヴ・ブルーベック・クァルテット
(1)テイク・ファイヴ
(2)スリー・トゥ・ゲット・レディ
(3)キャシーズ・ワルツ
(4)トルコ風ブルー・ロンド
(5)ストレンジ・メドウ・ラーク
デイヴ・ブルーベック・クァルテット
デイヴ・ブルーベック(piano)
ポール・デスモンド(alto sax)
ユージン・ライト(bass)
ジョー・モレロ(drums)
日本コロムビア45PX-3(米COLUMBIA CS8192から5曲抜粋)
1959年6月25日、7月1日&8月18日録音
ジャズの名アルバム「タイム・アウト」(米COLUMBIA CS8192)が1967年7月に日本コロムビアから発売された30cm45回転LP45PX-3-Cからの復刻である。オリジナルLPから5曲を選び45回転盤にしたことでマスターテープの音を100%音ミゾに収めたと評判だったが、販売権が日本コロムビアからCBSソニーに移行したために幻のオーディオ・ファイル盤になってしまった。日本コロムビアの原盤カットはウェストレックス3Dカッターが使用された。復刻にあたっては白レーベルのテストプレス盤とウェストレックスModel10Aカートリッジを使用した。

33CDR-3520 ※試聴はありません
ワルツ・フォー・デビイ/ビル・エヴァンス・トリオ(モノ録音)
(1)マイ・フーリッシュ・ハート
(2)ワルツ・フォー・デビイ
(3)デトゥーア・アヘッド
(4)マイ・ロマンス
(5)サム・アザー・タイム
(6)マイルストーンズ
ビル・エヴァンス/BILL EVANS(piano)
スコット・ラファロ/SCOTT LaFARO(bass)
ポール・モチアン/PAUL MOTIAN(drums)
米 RIVERSIDE RM399(Mono)
1961年6月25日ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガード、ライヴ録音
(Recoreded 'live' at The Village Vanguard, New York, June 25, 1961)
ジャズの名録音 "ワルツ・フォー・デビイ" のオリジナルMonoLPからの復刻。音の密度の点からステレオ盤よりモノ盤が優れていることは、聴いた人でなければ判らないが、ここに聴くスコット・ラファロのベースの音はそのことを証明している。ラファロはこの録音の11日後に交通事故で他界した。享年35歳だった。復刻にあたってはウェストレックス10Aカートリッジをモノ接続にしている。

78CDR-3521
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB3328/32S (英 HMV DB3328/32S と同一録音)
(1937年10月8日、11月3日ベルリン、ベートーヴェンザール録音)
大指揮者ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)が英HMVへの初めての録音。録音はベルリンのベートーヴェンザールから電話線でエレクトローラの原盤カットルームに中継され、そこで原盤が作成された。原盤番号の末尾のTの文字はそれを表している。しかしこのTの文字はドイツ以外で発売されたレコードからは削られていた。ドイツ録音はエレクトローラ原盤で聴くと音の厚みや深い奥行き感があるから不思議である。フルトヴェングラーとベルリン・フィルのチャイコフスキーの「悲愴」(78CDR-3103)もこのシリーズで出ている。これも独エレクトローラ盤からの復刻である。

78CDR-3522
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465「不協和音」
レーヴェングート弦楽四重奏団
アルフレッド・レーヴェングート(第1ヴァイオリン)
モーリス・フューリ(第2ヴァイオリン)
ロジェ・ロシュ(ヴィオラ)
ピエール・バッスー(チェロ)
仏DISQUES GRAMOPHONE DB11120/2
(1946年5月28-29日、パリ、アルベール・スタジオ録音)
レーヴェングート弦楽四重奏団は1929年に結成された。リーダーのアルフレッド・レヴェングート(1911年生まれ)はパリ音楽院でカペー弦楽四重奏団に在籍したことがあるアンドレ・トゥーレに師事した。その後室内楽をジャン・ロジェ=デュカス(1973-1954)について完成度を高めた。この録音は第2次世界大戦直後の録音で、フランスの香り高い名演をくりひろげている。希少SPレコードからの復刻。

78CDR-3523
ヒンデミット:弦楽三重奏曲第2番(1933)
シモン・ゴールトベルク(ヴァイオリン)
パウル・ヒンデミット(ヴィオラ)
エマヌエル・フォイアマン(チェロ)
英 COLUMBIA LX311/3
(1934年1月21日ロンドン、アビー・ロードEMI第3スタジオ録音)
ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルク(1909-1993)はポーランド出身。ベルリンでカール・フレッシュ(1873-1944)に師事し16歳でドレスデン・フィルのコンサート・マスターに就任した。20歳の時フルトヴェングラーの招きでベルリン・フィルのコンサート・マスターになった。1930年にヴィオラ奏者で作曲家のパウル・ヒンデミット(1895-1963)とチェロのエマヌエル・フォイアマン(1902-1942)と弦楽三重奏団を結成した。これは既にこのシリーズで出ているベートーヴェン: セレナード作品8(787CDR-3252)と共にこの三重奏団が残した貴重な録音である。