★★★グッディーズ・オリジナル企画★★★

新 忠篤 氏協力
ダイレクト・トランスファー CD-R

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第11回以降発売分 78CDR-3659〜3668

2017年3月新譜 5点 発売中★DSD録音

33CDR-3664
プロコフィエフ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調作品8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調作品94a
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
米 MERCURY MG50319(Mono)
録音: 1959年12月7日(第1番)、12月8&10日(第2番)
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリー生まれのヴァイオリン奏者。名教師イエノ・フバイ(1858-1937)に師事し13歳でデビューした。20世紀に活躍した最も偉大な音楽家の一人。この録音はシゲティが67歳の時のもの。同世代の作曲家プロコフィエフに強い共感を抱いた鬼気迫る演奏が聴ける。ピアノのアルトゥール・バルサム(1906-1994)はポーランド生まれ。ベルリン高等音楽院でアルトゥール・シュナーベル(1882-1951)に師事した。ナチスの台頭でアメリカに移住し、名伴奏者であると共にソリストとして活躍した。このシリーズでジョセフ・フックスのヴァイオリンによるベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲(33CDR-3489/3490/3491 単売)が出ている。

33CDR-3665
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」
エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス指揮
ペルピニャン祝祭管弦楽団
米 COLUMBIA ML4565(Mono)
録音: 1951年7月13日ペルピニャン市民劇場
エリカ・モリーニ(1904-95)はオーストリア生まれの女流ヴァイオリニスト。8歳でウィーン音楽院に入学を許され、オタカル・シェフチーク(1852-1934)に師事した。1916年にアルトゥール・ニキシュ(1855-1922)指揮ゲヴァントハウス管弦楽団と共演してデビューした。1938年にアメリカに移住し1976年に引退するまで第一線で活躍した。彼女はハイフェッツも一目置く技巧家だったことはあまり知られていない。パブロ・カザルス(1876-1973)はスペインのカタルーニャ地方の町エル・ペドレル生まれ。バルセロナ音楽院でチェロ、ピアノ、楽理、作曲を学んだ。第2次世界大戦後、南仏プラドに隠遁していたカザルスに、友人でヴァイオリン奏者のアレクサンダー・シュナイダーが室内音楽祭を開くことを提案してカザルスは受け入れた。この録音は音楽祭2年目にプラドの近くの町ペルピニャンでのライヴ録音。モリーニの音楽祭登場はこの年だけだった。

78CDR-3666
バルトーク:コントラスト(ヴァイオリン、クラリネット&ピアノのための)
ベラ・バルトーク(ピアノ)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ベニー・グッドマン(クラリネット)
米 COLUMBIA 70362/3D(Set X-178)
録音:1940年5月13-14日ニューヨーク、World Broadcasting Studios
作曲者バルトークとヴァイオリニトのヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリー生まれの同胞。ジャズ・クラリネットのベニー・グッドマン(1909-1986)がシゲティに会った時(1938年)二人にバルトークのピアノを加えた三人で共演できる曲が書けないだろうかと、シゲティを通してバルトークに作曲の打診して出来上がったのがこの曲。作品にはハンガリーとルーマニアのさまざまな民俗舞曲の要素が組み込まれ、さらにジャズの香りも盛り込まれている。3人の巨匠が繰り広げるスリリングが演奏が聞きどころ。グッドマンはこのシリーズでモーツァルト:クラリネット五重奏曲(78CDR-3661)、ベニー・グッドマンとペギー・リー(78CDR-35389),ベニー・グッドマン・ウィズ・チャーリー・クリスチャン(78CDR-3579)が出ている。

78CDR-3667
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 作品15
ロベール・カザドシュ(ピアノ)
ジョゼフ・カルヴェ(ヴァイオリン)
レオン・パスカル(ヴィオラ)
ポール・マ(チェロ)
米 COLUMBIA 68524/7-D (仏 COLUMBIA LFX 637/40と同一録音)
録音: 1941年10月23日&1942年4月24日パリ、アルベール・スタジオ
ピアノのロベール・カザドシュ(1889-1972)はパリの音楽一族の生まれ。パリ音楽院でルイ・ディエメール(1843-1919)に師事し、1913年に一等賞を1920年にディエメール賞を得た。1921年にピアニストのガブリエル・ロートと結婚、二人は四手、2台ピアノでしばしば共演した。1935年からフォンテーヌ・ブローのアメリカ音楽院で教鞭をとった。その後アメリカに移住したが戦後フランスに戻った。ヴァイオリンのジョゼフ・カルヴェ(1897-1984)は1919年に弦楽四重奏団を組織し、ヴィオラのレオン・パスカルとチェロのポール・マはカルヴェ四重奏団のメンバー。フォーレのピアノ四重奏曲第1番はこのシリーズでシャイエ=リシェ四重奏団(78CDR-3167)とアンリ・メルケル夫妻にタンロックのピアノによる(78CDR-3441)が出ている。

78CDR-3668
ショパン:
ワルツ第3番イ短調作品34-2
ワルツ第6番変ニ長調作品64-1「小犬のワルツ」
ワルツ第12番ヘ短調作品70-2
ワルツ第2番変イ長調作品34-1「華麗なるワルツ」
ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2
ワルツ第5番変イ長調作品42
ワルツ第1番変ホ長調作品18「華麗なる大ワルツ」
エチュードホ短調作品25-5
エチュードヘ短調作品25-2
エチュードヘ長調作品25-3
フォーレ:
ヴァルス・カプリス第3番変ト長調作品59(1)
ヴァルス・カプリス第3番変ト長調作品59(2)
野邊地瓜丸(勝久)(ピアノ)
日本コロムビア G38/40, B325, B322
発売: 1950年(G38/40)、1953年(B325 & B322)
野邊地瓜丸(1910-1966)(後に勝久に改名)は1926年16歳でフランスに留学、エコル・ノルマルでラザール・レヴィ(1882-1964)に師事し、アルフレッド・コルトー(1877-1963)にも多大な影響を受けた。1930年に帰国後ソリストとして活躍、ショパンやフランスの作品を得意とした。1946年26歳で東京藝術大学音楽学部の教授に就任した。ここに収録したショパンのワルツ集は1950年に発売されたもの。ショパンのエチュード3曲とフォーレのヴァルス・カプリスは野邊地勝久とレーベルに記されている。戦後の物資が不足していた時代のSPレコードのため音が良くないが、フランス仕込みの演奏は堂に入って素晴らしい。野邊地はこのシリーズでヴァイオリンの巌本真理との二重奏でルクー:ヴァイオリン・ソナタ(78CDR-3486)が出ている。
2017年2月新譜 5点 発売中★DSD録音

33CDR-3659
ミッシャ・エルマン・リサイタル
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-23
J.S.バッハ:G線上のアリア
サンマルティーニ=ナチェス編:パッサカリア
ヴィターリ=シャイエ編:シャコンヌ
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)
ジョゼフ・セイガー(ピアノ)
米 LONDON LL 1631(Mono)(英 DECCA LXT 5303 と同一録音)
(1956年10月15-18日ロンドン NW6デッカ・スタジオ録音)
ミッシャ・エルマン(1891-1967)はロシア、キエフのタルノイ生まれ。4歳でヴァイオリンを始め、オデッサの王立音楽学校に入学。その後ペテルブルグ音楽院で名教授レオポルド・アウアー(1845-1930)に師事した。1904年にベルリンでデビュー。1905年にはロンドン、1908年にニューヨークのカーネギー・ホールでデビュー、聴衆を沸かせた。1911年に単身アメリカに移住、その後家族を呼び寄せ1923年に市民権を得た。1921年に初来日、その後1937年、1955年に来日した。エルマンは機械式録音時代からSPレコード時代にかけて米VICTORの看板アーティストとして君臨した。これはエルマン65歳のモノLP録音である。往年の名ヴァイオリニストをハイファイ録音で捉えた貴重なもの。聴き手を引きつける名手のヴァイオリンの魅力は十分に残っている。なおここに収録のヴィタリの「シャコンヌ」はエルマンの初録音。

33CDR-3660
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
(カデンツァ:アドルフ・ブッシュ)
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
フリッツ・ブッシュ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
独 BRUEDER-BUSCH 12PAL 1902/03(モノ)
(1942年2月9日ニューヨーク録音)
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツの名ヴァイオリニスト。1912年、20歳の時ウィーンのコンツェルト・フェライン(ウィーン交響楽団)のソロ・ヴァイオリンに抜擢された。1918年ベルリン高等音楽院のヴァイオリン科教授に任命され、弦楽四重奏団も組織した。1936年にアメリカに移住、活動の拠点をこの地に置いた。指揮者のフリッツ・ブッシュ(1890-1951)はアドルフの実兄。北欧やイギリスで活躍した。この録音は第2次世界大戦中にニューヨークで行われた兄の指揮、弟のヴァイオリンとニューヨーク・フィルが共演した貴重なもの。他に二人の共演盤は存在しない。アドルフ・ブッシュのヴァイオリンはこのシリーズで多数出ている。

78CDR-3661
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調 K.581
ベニー・グッドマン(クラリネット)
ブダペスト弦楽四重奏団
ヨーゼフ・ロイスマン(第1ヴァイオリン)
アレクサンダー・シュナイダー(第2ヴァイオリン)
ボリス・クロイト(ヴィオラ)
ミッシャ・シュナイダー(チェロ)
米 VICTOR 1884/6, 1492(Set M-452)
(1938年4月25日ニューヨーク、Victor Records第2スタジオ録音)
ジャズ・クラリネットの王者ベニー・グッドマン(1909-1986)が初めてクラシック音楽の録音した記念すべきレコード。ベニー・グッドマンはシカゴ生まれ。クラリネットを習得し11歳でデビュー。1923年にコルネット奏者のビックス・バイダーベックと共演、1925年にベン・ポラック楽団に入った。1928年にニューヨークに移り、1932年に自身の楽団を結成し、NBC放送にレギュラー出演し一躍スターになった。1938年1月にニューヨークのカーネギーホールで初のジャズ・コンサートを開き全米を沸かせた。この録音はその3カ月後に行われたもの。ブダペスト弦楽四重奏団との共演である。ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場のメンバーだった4人によって結成され、1967年に解散した。1932年にリーダーがヨーゼフ・ロイスマン(1900-1974)になりアメリカをベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。グッドマンは1956年7月にモーツァルトのクラリネット協奏曲をシャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(RCA VICTOR LPM2073)と録音していた。

78CDR-3662
モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
ブダペスト弦楽四重奏団
ヨーゼフ・ロイスマン(第1ヴァイオリン)
エドガー・オルテンベルク(第2ヴァイオリン)
ボリス・クロイト(ヴィオラ)
ミッシャ・シュナイダー(チェロ)
ミルトン・カティムズ(第2ヴィオラ)
英 COLUMBIA LX-1046/8(Mono)(米 COLUMBIA 72346/8Dと同一録音)
(1946年12月12日&1948年1月30日ニューヨーク、リーダークランツ・ホール録音)
ブダペスト弦楽四重奏団は1917年ブダペスト歌劇場のメンバーだった4人によって結成され、1967年に解散した。1932年にリーダーがヨーゼフ・ロイスマン(1900-1974)になりアメリカをベースに活躍し20世紀中期最高の四重奏団として君臨した。第2ヴァイオリンのエドガー・オルテンベルク(在籍1944-1949)はアレクサンダー・シュナイダーが抜けた時期にメンバーを務めた。第2ヴィオラのミルトン・カティムズ(1909-2006)はロシアとオーストリア=ハンガリー帝国出身の両親の元にブルックリンに生まれ、コロンビア大学で教育を受けた。ヴィオラはベルギー生まれのレオン・バージン(1900-1999)の指導をうけ、1943年ウィリアム・プリムローズ(1903-1962)の後任としてNBC交響楽団の首席奏者として入団し、またニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団、ボストン交響楽団、ロンドン・フィル、クリーヴランド管弦楽団を指揮した。ブダペスト弦楽四重奏団とは15年以上に渡って共演した。

78CDR-3663
J.S.バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
トメオーニ:Allegro
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
(強音で音割れがあります)
独 TELEFUNKEN SKB 3320/1
(1943年1月22日ベルリン録音)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)はイタイアの大ピアニスト。1939年ジュネーヴ国際コンクールで優勝し、その時の審査員長だったアルフレッド・コルトー(1877-1962)が「リストの再来」と賞讃したと伝えられる。この「イタリア協奏曲」は第2次世界大戦中のベルリンでテレフンケン社が録音したもの。当時23歳だったミケランジェリの初録音と思われる。もうレコードどころではないドイツの国内事情を考慮すると極めて貴重な録音である。ペレグリーノ・トメオーニ(1721-1816)はイタリアの作曲家でオルガン奏者。オペラや宗教音楽の作品を書いた。ミケランジェリはこのシリーズでJ.S.バッハ=ブゾ-ニ編:シャコンヌ(1948年録音)(78CDR-3229)が出ている。