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★★★グッディーズ・オリジナル企画★★★

新 忠篤 氏協力
ダイレクト・トランスファー CD-R

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第1回発売 10タイトル

78CDR-1000
ショパン: ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジョン・バルビローリ指揮管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB8658/61
(1935年7月8日アビー・ロード第 1スタジオ録音)
ピアニストのアルフレッド・コルトー (1877-1962)がどんなに輝かしい音を出していたか、どの復刻盤(LPを含めて)も再現していなことが、このCD−Rを聴くと分かる。オーケストラの録音もいささかも古さを感じさせない。

78CDR-1001
ショパン: エチュード作品10 (全12曲)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB2207/09
(1933年7月4&5日,ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)
アビー・ロードに設置されたEMIの自社開発による録音システムが稼働しはじめて間もなくの録音(原盤番号の後に□のマークで区別)だが、今は聴けないエラール社のピアノの音が光輝いている。コルトーは曲順を楽譜通りではなく配列して曲の相互に関連性を持たせているのも聞きどころ。

78CDR-1002
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調作品30-2
英HMV DB3068/70
(1936年2月6日ロンドン, アビー・ロード第3スタジオ録音)
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第 9番イ長調作品47「クロイツェル」
フリッツ・クライスラー (ヴァイオリン)
フランツ・ルップ (ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3071/74
(1936年6月17,18,19日,11月8日ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)は1935年と1936年にベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集を録音した。SPレコードで27枚が4巻のアルバムで発売された。ソナタ第7番ハ短調と第9番イ長調「クロイツエル」はアルバム第3巻(7枚組)として発売された。1935年に60歳を迎えたクライスラーのベートーヴェンソナタ全曲は、人生経験を積んだ音楽家のもつ深い思慮で紡ぎ出された演奏。クライスラーの音色もまたこれまでの復刻盤では、十分に再現できていなかったことが、お分かりいただけると思う。

78CDR-1003
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
イザイ・ドブローウェン指揮フィルハーモニア管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB9126S/9130
(1946年8月16-18日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
フランスの女流ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴー(1919-1949)はアメリカに向かう航空機の事故で30歳の命を失った。ピアニストで実弟のジャン・ヌヴーも同乗していた。彼女の天才ぶりは1930年に11歳でパリ音楽院で一等賞を得たことでも推し量れる。第2次世界大戦が終わり占領下のパリが解放され、世界に羽ばたく緒端の期の録音である。原録音は磁気テープと思われるが78回転SPで発売され、LPでは味わうことのできない実在感のあるヴァイオリンが聴ける。

78CDR-1004
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
パブロ・カザルス(チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB8414/19
(1936年11月23日ロンドン, アビー・ロード第3スタジオ録音)
パブロ・カザルス(1876-1973)のJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲ずつ録音された。この第2番と第3番はアルバムの第1巻として発売された。この2曲だけがアビー・ロードでの録音。他の4曲は1938年と1939年に録音された。この録音の生々しさは1930年の半ばにしてEMIの録音技術は完成していたことの証である。

78CDR-1005
ルクー: ヴァイオリン・ソナタ ト長調
アンリ・コック(ヴァイオリン)
シャルル・ファン・ランケル(ピアノ)
日本ポリドール 80104/7 (1932年録音)
この名曲の世界初録音盤である。この曲が日本で未だに人気があるのは、このSP盤に端を発している。アンリ・コックはフランコ=ベルギー派の名手でルクーのスペシャリストでもあった。骨太の筆致で奏でるルクーはSP時代のメニューインやLPのリュミオーと一味違う。この演奏はLP時代も復刻盤がなかった初復刻。

78CDR-1006
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」
ブロニスワフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
イグナツ・フリートマン(ピアノ)
仏Parlophone 59.532/5 (英Columbia LX72/5 と同一演奏)
1930年9月12日ウィーン,ミッテラー・コンツェルトザール録音
フーベルマンは「快刀乱麻」とあらえびす(1882-1963)が評した演奏である。荒々しいまでのフーベルマンの演奏は復刻盤では古臭く聞こえるが、SPダイレクトでは圧倒的な力で迫ってくる。

78CDR-1007
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
サー・ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
英HIS MASTER'S VOICE DB2927/31 (1936年6月16日録音)
フリッツ・クライスラーは初期の電気録音時代の1926年にベートーヴェンを録音していて、この曲の決定盤と評価されていた。1936年のこの録音は61歳のクライスラーの録音。ヴァイオリン・ソナタ全集と同一時期のもので、ここでも人生経験を積んだ音楽家だけが持つ演奏を繰り広げてきる。EMI録音の完成期の見事な音はSP時代の再生法では再生不可能だった。

78CDR-1008
サン=サーンス: ピアノ協奏曲第4番ハ短調作品44
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
シャルル・ミュンシュ指揮パリ・フィルハーモニー協会管弦楽団
英HIS MASTER'S VOICE DB2577/9
(1935年7月9日アビー・ロード第1スタジオ録音)
1936年作曲家サン=サーンス (1835-1921)の生誕100年記念演奏会がパリとロンドンで開かれた。ロンドンの演奏会の直後にアビー・ロードのEMIスタジオで録音された。ソリストはコルトー、オーケストラはパリで活躍していたソリストや音楽院教師などで特別に編成され、シャルル・ミュンシュ(1891-1968)が指揮者に起用された。前出の78CDR-1000 のコルトーによるショパン:ピアノ協奏曲第 2番の翌日の録音。フランス人指揮者とフランスのオーケストラによるこの曲とイギリス人指揮者とイギリスのオーケストラによる比較ができる。SPレコード録音の極致とも言える音がダイレクト・ランスファーで聴ける。

78CDR-1009
ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
アルフレッド・コルトー (ピアノ)
ジャック・ティボー (ヴァイオリン)
パブロ・カザルス (チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1223/7
(1928年11月18日ロンドン小クイーンズ・ホール録音)
まさに人類の遺産とも言えるかけがいのない名演奏。アルフレッド・コルトー(1877-1962)、ジャック・ティボー(1880-1953)、パブロ・カザルス(1876-1973)のピアノ・トリオは電気録音の初期に数曲の録音をした。SP時代最高品質と言われた HIS MASTER'S VOICE 盤は盛大な雑音があるが、楽音の彫りの深さも圧倒的。ダイレクト・トランファーで3人の巨人の妙技に浸れる。原盤番号の末尾の△は電気録音の開発者ウェスタンエレクトリックの録音機を使用した記号。