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★★★グッディーズ・オリジナル企画★★★

新 忠篤 氏協力
ダイレクト・トランスファー CD-R

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第10回発売 10タイトル

78CDR-1090
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001からアダージョ
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
レオ・ブレッヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
米 VICTOR 8074/9 (原録音:英 HIS MASTER'S VOICE DB990/5)
(1926年12月15-16日ベルリン、ジングアカデミー録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)はこの1926年と1936年に2回にベートーヴェンを録音した。この1926年版はSP時代この曲の決定盤と評価されていた。電気録音の最初期のためまだ録音機の回転精度が悪く、面によってピッチが異なっていた。また第12面に収録されたバッハの無伴奏も圧倒的な感動を覚える名演奏である。クライスラーが51歳の時の録音。クライスラーの主要録音のほとんどはこのシリーズで出ている。

78CDR-1091
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
レオ・ブレッヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB997/1000
(1926年12月9-10日ベルリン、ジングアカデミー録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)は1926年と1936年の2回メンデルスゾーンを録音した。この1926年版はクライスラーが電気録音になって初の協奏曲録音で、SP時代この曲の決定盤と評価されていた。クライスラーが51歳の時の録音。クライスラーの主要録音のほとんどはこのシリーズで出ている。

78CDR-1092
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
ショパン:マズルカ第38番嬰ヘ短調作品59-3
マルグリット・ロン(ピアノ)
フィリップ・ゴーベール指揮
パリ音楽院管弦楽団
米 COLUMBIA 67800/3-D (原録音:仏COLUMBIA D15236/9)
(協奏曲:1928年6月28,29日録音,マズルカ:11月6日録音)
マルグリット・ロン(1874-1966)は17歳でパリ音楽院の一等賞を得た後、1893年に19歳でコンサート・デビューし、1906年32歳で母校パリ音楽院の教授に就任した。1943年ヴァイオリニストのジャック・ティボー(1880-1953)と共に若い優秀な音楽家を発掘する国際音楽コンクールをパリに創設した。この録音はロンが54歳の時のもの。ロンの録音モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 K.488(78CDR-1023) 、ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(78CDR-1075)がこのシリーズで出ている。

78CDR-1093
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537「戴冠式」
マグダ・タリアフェロ(ピアノ)
レナルド・アーン指揮
コンセール・パドゥルー管弦楽団
仏 DECCA TF141/4
(1930年パリ、ガヴォー音楽堂録音)
(注:原録音に著しい音の歪みがあります)
マグダ・タリアフェロ(1893-1986)はブラジル生まれ、サンパウロ音楽院を経て1906年13歳でパリ音楽院に入り9カ月後に一等賞を得た。その後コルトー(1877-1962)に師事した。指揮のレナルド・アーン(1875-1947)はベネズエラのカラカスに生まれ、3歳の時にパリに移住した。6歳の時に神童としてナポレオン3世の従妹マティルドのサロンにデビュー、ボーイソプラノでのピアノの弾き語りでサロンの寵児となり、作曲家ジュール・マスネ(1842-1912)の推薦で10歳でパリ音楽院に入学した。長じて美声と数カ国語をあやつる巧みな話術、豊かな教養で各界の名士、貴婦人たちと交友を築き、パリ・オペラ座の指揮者として活躍、またザルツブルク音楽祭でもモーツァルト指揮者として名声をあげた。この録音はベルエポックのスター二人によるもので、パリのモーツァルト演奏がどんなものだったかを知ることができる貴重なもの。残念なら録音技術に欠陥があり音質が非常に悪い。だが他に聴くことができない歴史的モーツァルト演奏のためこのシリーズに加えた。

78CDR-1094 試聴なし
J.S.バッハ=コルトー編曲:コンチェルト・ダ・カメラ
(原曲=ヴィヴァルディ:協奏曲作品3の11「調和の幻想」のJ.S.バッハによるオルガン協奏曲ニ短調 BWV596)
プレリュード
シチリアーノ
トッカータ
J.S.バッハ=コルトー編曲:
アリア (原曲=クラヴィーア協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056- 第2楽章)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
米 VICTOR 15463/4, 15412
(原録音:英 HIS MASTER'S VOICE DB3261/2)
(1937年5月18日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
アルフレッド・コルトー(1877-1962)がソロ・ピアノに編曲したバッハの協奏曲である。コルトーはバッハのブランデンブルグ協奏曲の全曲を自らの指揮とピアノで録音したほどにバッハを敬愛していた。ここにはコルトーのバッハ感が集約されている。

78CDR-1095
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調作品69
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
仏 COLUMBIA LFX841/3
(1948年 7月 6日パリ録音)
アンドレ・ナヴァラ(1911-1988)は1920年、9歳でトゥールーズ音楽院に入り4年後に一等賞を得て、さらにパリ音楽院出研鑽を積み1927年に一等賞を得た。卒業後クレトリー弦楽四重奏団に入り1935に退団、1937年にウィーン国際コンクールで優勝、ソリストとして華やかな活動を開始した。1949年にパリ音楽院教授に迎えられ、イタリア、シエナのシギアーナ音楽アカデミーの教授もつとめた。1940年代後半からソロよりもむしろ室内楽の分野で活躍し、ステレオ時代になってからもソロ録音が多い。この録音はナヴァラ38歳の録音。

78CDR-1096
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.311 (284c)「トルコ行進曲つき」
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
独 ELECTROLA DB1993/4
(1933年4月25,28日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)のHIS MASTER'S VOICEへの初録音。フィッシャーはスイスのバーゼル音楽院で学んだ後、ベルリンでリスト(1811-1886)の高弟マルティン・クラウゼ(1853-1918)についた。1930年にベルリン高等音楽院の教授に就任し後進の指導にあたる一方、演奏家としても活躍した。弟子にはレーヌ・ジアノリ(1915-1979)、パウル・バドゥラ・スコダ(1927-)、イエルク・デムス(1928-)、アルフレッド・ブレンデル(1931) 、ダニエル・バレンボイム(1942-)らがいる。フィッシャーはモーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 K.330(78CDR-1036)、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」(78CDR-1057)がこのシリーズで出ている。

78CDR-1097
モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458「狩り」
レナー弦楽四重奏団
米 COLUMBIA 67740/2-D (原録音:英 COLUMBIA L2261/3)
(1928年11月3日ロンドン録音)
この録音が行われた1928年秋、英国COLUMBIA社はカペー弦楽四重奏団とレナー弦楽四重奏団の2大カルテットを擁していた。この時代は同一レーベルが同一曲を別団体で録音することは極力避けられていた。レナー弦楽四重奏団の「狩り」はこのような状況の下で録音された。この団体の最も得意とした曲と言える。ハンガリーのブダペスト音楽院出身の4人の奏者は、革命後祖国を離れてロンドンを中心に活躍した。モーツァルトの録音はクラリネット五重奏曲(78CDR-1045)、弦楽四重奏曲第14番 K.387(78CDR-1055)、弦楽四重奏曲第15番 K.421(78CDR-1062)、弦楽五重奏曲ト短調 K.516(78CDR-1085)がこのシリーズで出ている。

78CDR-1098
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306(300l)
カルロ・ファン・ネステ(ヴァイオリン)
ナウム・スルズニー(ピアノ)
ベルギー HIS MASTER'S VOICE DB4703/4
(1950年1月20日録音)
カルロ・ファン・ネステ(1914-)はベルギーのブリュッセル王立音楽院出身でジョルジュ・エネスコに師事した。1933年にアンリ・ヴュータン賞を受賞した。ベルギーの生んだ世界的ヴァイリニスト、アルテュール・グリュミオー(1921-1986)の先輩にあたる。ナウム・スルズニー(1914-1979)はシュテファン・アスケナーゼに師事したピアニスト。第2次世界大戦直後の録音。フランコ=ベルギー楽派の伝統が生きている。このソナタの初レコード。

78CDR-1099
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調 K.380(374f)
エールリング・ブロッホ(ヴァイオリン)
ホルゲル・ルンド・クリスティアンセン(ピアノ)
スカンジナヴィア HIS MASTER'S VOICE DB5258/9(デンマーク)
(1941年録音)
エールリング・ブロッホ(1904-1992)はデンマークのヴァイオリニスト。演奏活動の傍ら教師として後進の指導にあたった。ピアノのホルゲル・ルンド・クリスティアンセンは尊敬を集めたピアニスト。これは第2次世界大戦中の録音。この二人はニールセンのヴァイオリン・ソナタ第2番をデンマークHMVに録音していた(DB5219/20)。