★★★グッディーズ・オリジナル企画★★★

新 忠篤 氏協力
ダイレクト・トランスファー CD-R

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第11回以降発売分 78CDR-3399〜3408

2012年11月新譜 5点 発売中★DSD録音

LP復刻の33CDRシリーズが加わりました。従来の78CDR-部分が33CDR-に変わり、番号の部分は3000番台を通し番号で使用いたします。

78CDR-3404 ※試聴はありません
ロドリーゴ:アランフエス協奏曲
レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ(ギター)
アタウルフォ・アルヘンタ指揮
スペイン国立管弦楽団
西 COLUMBIA RG 16066/8
(1947-8年頃録音)
この名曲の世界初録音。ギターのレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ(1986-1981)は作曲者ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999)にソリストに選ばれ1940年11月6日に初演した。初演当時デ・ラ・マーサはマドリッド音楽院の教授だった。ロドリーゴは3歳で失明、パリのスコラ・カントルムで作曲家のポール・デュカスに師事した。スペインの民族的感覚をフランス風に洗練した手法で仕上げた。この曲以外にもギターとオーケストラのための協奏曲を数曲書いている。指揮のアタウルフォ・アルヘンタ(1913-1958)はマドリッド音楽院で学び、1947年にスペイン国立管弦楽団の終身首席指揮者に任命されが45歳の若さで世を去った。

78CDR-3405
ハイドン:協奏交響曲変ロ長調作品84 Hob.I-105
ロラン・シャルミー(ヴァイオリン)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
フェルナン・ウーブラドゥ(バスーン)
ミルティル・モレル(オーボエ)
シャルル・ミュンシュ指揮
管弦楽団
仏ロワゾリール OL 83/5
(1939年6月パリ録音)
フランスの弦と木管の名手4人が活躍する豪華絢爛な協奏交響曲。ヴァイオリンのロラン・シャルミー(1908-1987)はパリ音楽院教授をつとた。チェロのアンドレ・ナヴァラ(1911-1988)はパリ音楽院出身で1937年ウィーン国際コンクールで優勝後ソリストとして活躍した。バスーンのフェルナン・ウーブラドゥ(1903-1986)もパリ音楽院出身の名手。母校の教授をつとめたこともある。指揮のシャルル・ミュンシュ(1891-1968)はストラスブール生まれ。パリ音楽院でリュシアン・カペー(1873-1928)にヴァイオリンを学んだ。1926年から32年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のソロ第1ヴァイオリン奏者をつとめ、ブルーノ・ワルター(1876-1962)やヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)のもとで演奏し指揮法をも身につけた。1938年から45年にパリ音楽院管弦楽団の指揮者をつとめ、1939年には音楽院の指揮科の教授に任命された。この録音はその当時のもの。

78CDR-3406
ベートーヴェン:
モーツァルトの「魔笛」の「娘か女房か」の主題による12の変奏曲ヘ長調
作品66
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
変ホ長調 WoO.46
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
ジョゼフ・バンヴニューティ(ピアノ)
仏 PATHE PDT 107/8
(1946年1月15日パリ録音)
チェロのアンドレ・ナヴァラ(1911-1988)は1920年9歳でトゥールーズ音楽院に入り4年後に一等賞を得て、さらにパリ音楽院で研鑽を積み一等賞を得た。卒業後クレトリー弦楽四重奏団に入り1935年に退団、1937年にウィーン国際コンクールで優勝、ソリストとして活動を開始した。1949年パリ音楽院教授に迎えられ、イタリアのシギアーナ音楽アカデミーの教授もつとめた。1940年代後半からソロよりもむしろ室内楽の分野で活躍した。ピアノのジョゼフ・バンヴニューティ(1908-1987)はパリ音楽院教授を1955年から67年までつとめた。ナヴァラはこのシリーズでベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番(78CDR-3095)が出ている。

33CDR-3407
アルベニス:イベリア(1)
第1集
喚起(エボカシオン)
港(エル・プエルト)
セビーリャの聖体祭
第2集
ロンデーニャ(ロンダ地方の舞曲)
アルメリア(タランタ舞曲のリズムによる)
トゥリアーナ(セビーリャの町はずれ)
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)
仏 VEGA C 30 A 127
(1956年パリ録音)

33CDR-3408
アルベニス: イベリア(2)
第3集
エル・アルバイシン(坂の多い町)
エル・ポーロ
ラバピエス(マドリードの町の名)
第4集
マラガ(舞曲マラゲーニャによる)
ヘレス(ソレアレス舞曲の形式による)
エリターニャ(セビーリャ郊外にある料亭)
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)
仏 VEGA C 30 A 128
(1956年パリ録音)
イヴォンヌ・ロリオ(1924-2010)はパリ音楽院でラザール・レヴィ(1882-1964)に師事、大戦で中断後マルセル・シャンピ(1891-1980)のクラスで1943年に一等賞を得た。音楽院ではピアノの他に和声学と楽曲分析を後に結婚した作曲家のオリヴィエ・メシアン(1908-1992)に、作曲をダリユス・ミヨー(1892-1974)に師事した。ロリオは14歳でバッハの平均律クラヴィーア全曲、ベートヴェンの32のピアノ・ソナタ、ショパンの全ピアノ作品とモーツァルトの22曲のソロ・ピアノ協奏曲をレパートリーにしていた。音楽院卒業後作曲家メシアンのピアノ曲はすべてロリオによって初演された。1967年から89年の長期にわたってパリ音楽院の教授をつとめた。レコード録音も多く、12のフランス・ディスク大賞を得た。このアルベニスはその一つである。ロリオはこのシリーズでバッハの「シャコンヌ」(78CDR-3186)が出ている。ロリオが22歳の時のSP録音。
2012年10月新譜 5点 発売中★DSD録音

78CDR-3399
リパブリック讃歌
ジョー・スタッフォードSP録音集
リパブリック讃歌
千歳の岩
日暮れて四方はくらく
主よ、みもとに近づかん
みちびきゆかせたまえ
さびしきみそのに
ジョー・スタッフォード(vo)
ポール・ウェストン楽団
ラヴェンスクロフト四重唱団
U.S. CAPITOL CC 9014(78rpm Album Set)
(Rec. 1950)(1950 年録音)
ジョー・スタッフォード(1917.11.12-2008.07.16)はアメリカのポップス・シンガー。1938年、男女 4人編成のヴォーカル・グループ "パイド・パイパース" の一員としてトミー・ドーシー楽団に加わりその後ソロ・シンガーに抜擢された。1942年にバンドを辞して独立、ヴォーカリストとして新興のCAPITOLに迎えられた。このSPレコード3枚組のアルバムは1950年に発売になった。ここでは後に結婚して夫君となったポール・ウェストンの指揮する楽団と男性四重唱のバックで歌う。どこかで聞いたことがある懐かしい歌で綴られ、心が洗われる讃美歌集。スタッフォードは、その後COLUMBIAに移籍し、数々の大ヒットを出した。それらはテネシー・ワルツ-ジョー・スタッフォードSP録音集(78CDR-3280)で聴ける。

78CDR-3400 ※試聴はありません
ボタンとリボン
ダイナ・ショアSP録音集
ボタンとリボン #1
アニヴァーサリー・ソング #1
二人でお茶を
マイ・ロマンス
セントルイス・ブルース
スターダスト
捧げるは愛のみ
青いカナリア(3:08) #11
(#はヒットチャートの最高位)
ダイナ・ショア(vo)(1-8)
フランク・シナトラ(vo)(3-4)
ハッピー・ヴァリー・ボーイズ(1)
モリス・ストロフ楽団(2)
アクセル・ストーダール楽団(3-4)
ソニー・バーク楽団(5)
ポール・ラヴァルとウッドウィンディ10(6)
フレディ・マーティン楽団(7)
ヴィック・シェン楽団(8)
ダイナ・ショア(1916.02.19-1994.02,24)はアメリカのポップス・シンガー。テネシー州ウィンチェター生まれ。大学時代に地元のラジオ局に歌手として出演した。大学卒業後ニューヨークに出て歌手をを目指し、WNEW局でフランク・シナトラと出演した。BLUEBIRDレーベルにザヴィア・クガート楽団と "そよ風と私" を録音して歌手としての一歩を踏み出した。ここにはCOLUMBIA時代のヒットと、その前後に所属したRCA VICTORへの録音を集めた。美声でエレガントな歌い回しが、聴き手を魅了する。SPレコードの良さを最大限に発揮したヴォーカル集。

78CDR-3401
ハイドン
交響曲第94番ト長調「驚愕」
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB 5671/3
(1941年10月30日ベルリン、ベートーヴェンザール録音)
ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)は20世紀のなかばに活躍したドイツの指揮者。オランダ国境に近い現在のヴッパタールに生まれた。ボン大学で哲学を修めた後、ケルン音楽学校で指揮法を学んだ。この録音は第2次世界大戦中ヒトラー統制下のベルリンで行われた。他にこの指揮者がベルリン・フィルを指揮した「英雄」(78CDR-3102)がこのシリーズで出ている。

33CDR-3402
モーツァルト:
交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」
ブルーノ・ワルター指揮
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
米 COLUMBIA ML 4693(MONO)
(1953年2月23日(40番)、1953年1月5日(35番)
ニューヨーク30丁目コロンビア・スタジオ録音)
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1896年ハンブルク歌劇場で指揮をした時、音楽監督を務めていたグスタフ・マーラー(1860-1911)に出会い交友を深めた。その後ワルターはバイエルン国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ウィーン国立歌劇場などの楽長、音楽監督を歴任した。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると迫害を避けてウィーンからフランス、スイスを経てアメリカに逃れた。この録音はアメリカ時代の初期にニューヨークで録音された。ワルターはステレオでもこの2曲を録音しているが、このモノ録音は圧倒的に優れている。

33CDR-3403
フランク
ピアノ五重奏曲ヘ短調
前奏曲、コラールとフーガ
ジャクリーヌ・エマール(ピアノ)
レーヴェングート弦楽四重奏団
アルフレッド・レーヴェングート(第1ヴァイオリン)
モーリス・フュエリ(第2ヴァイオリン)
ロジェ・ロシュ(ヴィオラ)
ピエール・ベスー(チェロ)
仏 PHILIPS A 00381 L(MONO)
(1955年5月23-25 日、アムステルダム・コンセルトヘボウ、バッハザール録音)
ジャクリーヌ・エマール(1922-2008)はニースに生まれたフランスの女流ピアニスト。パリ音楽院でイヴ・ナット(1890-1956)に師事した。レーヴェングート四重奏団は1929年アルフレッド・レーヴェングートによって結成され、1983年に解散したフランスの名弦楽四重奏団。半世紀にわたってフランス楽派を代表する四重奏団として君臨した。エマールはこのシリーズでドビュッシー名曲集(33CDR-3382)が出ている。